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【マイジャグラー】スロット徹底解析その2-ぶどうって実際どんくらいアテにになるの?

マイジャグラー解析第2回!ぶどうで設定判別ってできるん?

さて、前回はマイジャグラーを「差枚」から解析していきました。
pruprugis.hatenablog.com

差枚から判断するべきなのは、どちらかといえば自分が座っていない場合、つまり後ツモを狙う場合です。
でも、マイジャグなんて人気機種、お店の強い日には朝一で埋まってしまうホールも多いはず。。
というわけで、今回は「ぶどう回」でございます。

ぶどうでジャグラーを判別できるか、というのは、ジャグ打ちにとっては永遠のテーマでもあるような気がします。
実際、数えてる人でも「ぶどうが良ければ全ツッパ!」という人から「メインの判別にはしないけど押し引き決めるサブ的な要素」という人、「暇だから数えてるだけ」っていう人まで様々だと思います。
でも、台と向き合った時に「どれくらいだったらどうする」っていう判断は、感覚的なところも結構大きいんじゃないでしょうか?

今回は、その辺りをデジタルに深掘りしていきましょう!

1.おさらい

まずはおさらいです。マイジャグラーのぶどう確率と、「設定6と比べて何ゲームで1個違うのか」というところを表にまとめてみました

設定1 1/6.35 138ゲーム
設定2 1/6.29 175ゲーム
設定3 1/6.25 212ゲーム
設定4 1/6.23 238ゲーム
設定5 1/6.18 388ゲーム
設定6 1/6.07 --

設定6が飛び抜けてよく、5もまあまあよくて、設定1が抜けて悪い、2〜4は段階的に差はついていますが、比較的差が小さくわかりにくい、といったことが、マイジャグラーのぶどう確率の特徴です。

右側の数字はあまり見慣れないかもしれませんが、つまり、平均した場合に設定1では138ゲーム間に設定6と比べ1個ぶどうが少なくなるということになります。
設定が高いほど、1個差がつくのにも時間がかかります。

もう少し複雑なことを言うと、137ゲームでぶどう確率が1だとしても、138ゲーム目にブドウを引けば6に近い数値まで跳ね上がると言うことになります。よって、100ゲーム,200ゲームでぶどうを判断するのはあまりにも早計です。

では、どれくらいのゲーム数なら、どれくらい参考になるのか、前回同様、1000ゲーム、3000ゲーム、5000ゲーム、8000ゲームで見ていきましょう。

1000ゲーム時点

~5.9 ~6.0 ~6.1 ~6.2 ~6.3 ~6.4 ~6.5 6.5~
設定1 15.0% 6.5% 7.8% 8.0% 8.2% 8.7% 7.8% 38.0%
設定2 18.4% 6.6% 7.8% 8.4% 9.0% 9.1% 7.9% 32.7%
設定3 20.5% 7.2% 8.8% 9.0% 8.7% 8.1% 7.2% 30.5%
設定4 21.8% 7.5% 9.7% 8.8% 9.0% 8.2% 7.0% 28.2%
設定5 25.8% 8.1% 9.3% 9.3% 8.1% 8.2% 6.7% 24.5%
設定6 34.4% 9.0% 9.5% 9.4% 7.9% 6.7% 5.5% 17.5%

(各設定1000G x 10000台)

このようになりました。いかがでしょうか。
先ほどの表によれば、この時点で設定1と6で、平均して6個ほどぶどうの数が違うと言うことで、一応設定ごとに差は出てきているものの、私の体感としては、かなりあてにならない数値という感じがします。

まず、設定1でもぶどう確率が6.0を切ってくる確率が21.5%と、約5分の1あります。6.0を切ってくると、1000ゲーム程度では「ボーナスは引けてなくても我慢して打ち続けるしかない」という心情になってくるのではないでしょうか。

逆に、設定6でも22.5%でぶどう確率は6.4を超えてきます。こちらは、「ボーナスは引けてるけどぶどうは少ないし低設定かもな、勝ち逃げしたいところ」という気持ちになってしまいそうです。

この時点ではぶどう確率を主軸として設定判別をするのはなかなか難しそうです。

しかし、「五回に一回6を捨てても仕方ないから早見切りしたい」という、かなり堅実派の路線の方にとっては、1000ゲームでぶどう1/6.4というのは一つの目安になると思います。前回の差枚の状況と合わせれば、ジャグラーコーナーの良し悪しも多少は見えてくる頃なので、ぶどうを一つの判断材料にして見切りをつけることは不可能ではないかもしれません。

私としては、この時点ではぶどう確率がどうであれ、島や台に可能性があると思えばまだ打ち続けてしまいそうです。

3000ゲーム時点

~5.9 ~6.0 ~6.1 ~6.2 ~6.3 ~6.4 ~6.5 6.5~
設定1 3.8% 4.4% 8.2% 11.6% 14.1% 15.3% 13.9% 28.7%
設定2 6.0% 6.8% 10.0% 13.5% 15.7% 14.5% 12.0% 21.6%
設定3 7.7% 8.1% 11.8% 14.3% 15.4% 13.7% 11.0% 18.0%
設定4 9.2% 8.8% 12.8% 14.0% 15.3% 13.1% 10.6% 16.3%
設定5 14.2% 10.8% 13.9% 16.0% 15.0% 11.9% 7.9% 10.3%
設定6 23.9% 14.2% 16.1% 14.7% 12.6% 8.4% 5.0% 5.3%

(各設定3000G x 10000台)

このようになりました。1000ゲームの時と比べると、本来のぶどう確率である表の真ん中の方へかなり寄ってきた印象はありますね。

注目するべきなのは、1000ゲームに比べ、低設定の上振れ・高設定の下振れがかなり減ってきている点です。
つまり実戦では、この時点でぶどう確率が1を大きく下回っていればやめる理由になりうるし、逆に6をかなり上回っているならば高設定に十分期待ができると言うことになります。

しかし、例えばぶどう確率が1/6.1くらい、という程度のよさだと、1/6.0〜1/6.2の間に収まる確率は設定1で19.8%、設定6で30.3%と、これを元に設定判別をするにはやや不安な数字になってしまいます。
一方で、6では1/6.3を超えてくる確率は18.7%と、ぼちぼち薄い確率になってきました。見切るにはまだ心もとない部分はありますが、ボーナスが良くてもぶどうがついてこないときなどは、「中間なのかなあ」と思いながらうつくらいの判別にはなりそうです。

中間設定はまだまだ団子状態で、上はともかく下との判別はなかなかつきそうにない数値となっています。

5000ゲーム時点

~5.9 ~6.0 ~6.1 ~6.2 ~6.3 ~6.4 ~6.5 6.5~
設定1 0.9% 2.7% 7.3% 12.7% 17.5% 18.8% 16.4% 23.9%
設定2 2.0% 5.0% 10.3% 16.2% 19.2% 18.1% 13.1% 16.0%
設定3 3.5% 6.7% 12.2% 17.7% 19.0% 17.3% 11.5% 12.1%
設定4 4.0% 7.2% 13.5% 18.5% 20.2% 15.7% 10.9% 10.0%
設定5 8.0% 11.3% 17.9% 19.5% 17.6% 12.6% 7.2% 5.8%
設定6 17.4% 16.8% 21.3% 18.2% 13.8% 7.3% 3.3% 1.9%

5000ゲームになると急激に、上下に差が出てきましたね。序盤ブレがあったとしても、5000ゲームまで来ると、引き強・引き弱はそうは続かないといった印象です。

まず、やはり注目したいのは~5.9,~6.0の値です。設定6では、まだ3台に1台は1/6.0よりもいい値をキープしています。設定5と比較しても2倍近い差となっています。
マイジャグに入っていてしばしばツモれるようなお店では、3回に1回くらい5000ゲームで6を切るかどうか、という判断基準で、6が使われているのか、4や5との併用なのかを見抜くことができそうです。

確率が悪い方も見てみると、ここまでくると1/6.4を超えてしまうような時には設定6はかなり絶望的になってきます。あって4、欲張って5、といった感じになってきそうです。

真ん中を見てみると、1/6.1~1/6.2では1の確率が若干低く、1/6.2~1/6.3ならば6の可能性が若干低くはなりますが、そのほかの設定ではほとんど同じくらいになっており、これくらいの数値であれば、まだまだ「あてにできる数字ではない」という結論になりそうです。

8000ゲーム時点

~5.9 ~6.0 ~6.1 ~6.2 ~6.3 ~6.4 ~6.5 6.5~
設定1 0.2% 1.0% 4.5% 12.1% 20.5% 23.0% 19.7% 18.6%
設定2 0.5% 2.6% 8.2% 17.2% 23.7% 22.5% 15.0% 10.4%
設定3 1.1% 4.3% 11.8% 20.5% 24.8% 19.9% 11.2% 6.3%
設定4 1.4% 5.7% 13.8% 22.2% 24.3% 17.5% 9.9% 5.2%
設定5 4.2% 9.7% 19.4% 24.6% 21.1% 12.5% 6.0% 2.5%
設定6 12.9% 19.5% 26.0% 21.4% 12.9% 5.3% 1.6% 0.4%

8000ゲーム打ち切りとなりました。私はツモったと思ったらカウントを辞めてしまうので、8000ゲームのぶどう確率というのは見たことがないのですが、、かなり差のある数値になっているかと思います。

表としては、1つ前の5000ゲームの状態をさらに顕著にしたようなものになっていますね。

終日打ち切ったとしても、設定6であれば32.4%、3台に1台弱のペースで1/6.0を切ってくるという結果になりました。設定5では13.9%ということで、より6であったことに期待が持てる内容となっているように思います。

また、6.0~6.1や6.3~6.4といった、ここまで差がそこまで大きくなかったエリアにおいても、大きく差がでてきます。真ん中によらなければ、「1はない」「6はない」といった判別は8000ゲームではできそうです。8000ゲームでやっとか、という感じはありますけどね。。。
また、ぶどうによる判別では、「4だったか5だったか」のような1段階ごとの設定の判別は厳しそうであることがわかりました。

まとめ

以上の結果をまとめてみるとこんな感じになりました

  • 1000ゲームのぶどう → みる価値なし。
  • 3000ゲームのぶどう → 〜5.9、6.5〜といった大きなブレは参考になる。しかしメイン判別要素としては強くない
  • 5000ゲームのぶどう → 〜6.0、6.4〜は判断に使えるが、1,6以外ではそこまで差はつかないので判別には難しい
  • 8000ゲームのぶどう → 〜6.1、6.3〜で「1はない」「6はない」といった判断ができ、〜6.0なら6にかなり期待できる。一方で2〜5の判別としてはあまり有用でない

といった感じです。
「6だけ見切る」立ち回りであれば中盤あたりからは使えそうですが、ぶどう確率を見て判断し始めるのは、早くても3000ゲームからくらいになりそうです。早見切りやこぜ6といった判別に使うのはやや難しそうですね。

といった具合で今回は以上となります。次回の徹底解析は金曜日、テーマは、ぶどうよりよっぽどあてになるんじゃないか?と思われる「レギュラーボーナス」を元に、台の設定を徹底的に分析していきたいと思います!

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おまけ

20000ゲーム時点

~5.9 ~6.0 ~6.1 ~6.2 ~6.3 ~6.4 ~6.5 6.5~
設定1 0.0% 0.1% 0.6% 6.4% 24.1% 37.2% 23.8% 7.9%
設定2 0.0% 0.1% 3.0% 15.9% 34.9% 31.9% 11.9% 2.2%
設定3 0.0% 0.6% 6.4% 24.4% 37.4% 23.9% 6.3% 1.0%
設定4 0.1% 1.0% 8.0% 29.5% 37.3% 19.2% 4.8% 0.4%
設定5 0.2% 4.0% 18.9% 38.8% 28.7% 8.3% 1.0% 0.1%
設定6 3.9% 19.2% 38.5% 28.9% 8.6% 1.0% 0.1% 0.0%

これだけまわればだいぶ参考になりそうだなー